創作テレビドラマ大賞公開講座
2007年 05月 27日
■創作テレビドラマ大賞公開講座に出席。「ハケンの品格」の脚本家、中園ミホさんの「聞き役」として。後半部は、同業の脚本家、津川泉、森治美氏、さらに去年の受賞者、坂口理子氏、NHKのプロデューサーなどもまじえ「脚本家への道」というシンポジウム。
中園さんが極めて率直に、脚本家になった経緯や、「ハケンの品格」執筆の舞台裏などを話した。なかなか興味深い話で、120人ほどの受講者は大変参考になったはずである。100人ほどのキャンセル待ちがでる盛況であったとのこと。
■「作家性」が減り、脚本家、軽視のドラマ作りが「常態」になってしまっている。一方で、有名タレント主導のドラマつくりがつづく。それと、漫画の原作ドラマのオンパレード。すべて「数字」が決めていく。ある意味で「正しい」のだろうが、それしか物差しがないいのは、問題である。
そのほか、いろいろと問題点が指摘された。もちろん、夢のある話も。
次号発売の「月刊ドラマ」誌にこの模様が掲載されます。興味のおありの方は、読んでみてください。
■明日から所用で関西方面に。
携帯パソコンが壊れたままなので、このブログ、書くとしたらインターネット・カフェで書くことになるが、関西の「インターネット・カフェ難民」を取材するのも、一興かもしれない。
テレビのニュースで社会保険庁の年金問題についての国会審議を見た。久しぶりに民主党が勢いづき、安倍首相や柳沢大臣などは、しどろもどろになったり、怒ったり。
■この問題、7月の参議院選に確実に影響するだろう。「民主主義」社会であるのなら、税金で食べている官庁、これを指導すべき政府に対して、こういう「不始末」が明らかになった以上、国民はもっと怒り責任を追及しなくてはいけないのだと思う。一過性ではなく、持続して税金の使い道に目を光らせる必要がある。松岡大臣が、まだ居座りそれを相変わらず擁護している首相。まったく「美しくない」光景である。