コラム


by katorishu
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パニック(大恐慌)の恐れはないのか世界経済

 8月17(金)
 ※昨日書いたものですが、一日遅れでアップします。
 本日はまた株価が下落。世界経済がどうなってしまうのか、気になるところです。

■夕方、渋谷で「プロモーション・センター」の創立25周年記念パーティに出席。30人ほどのこじんまりした集まりで、楽しいものだった。出席者の一人で会社のM&Aを手がけている人と雑談した中で、本日の東証1万6000円割れの話がでた。現在、都心の不動産はバブル時代と同様、価格がふくれあがっているが、いずれバブルははじける。その結果、バブル経済のとき以上に深刻な事態に追い込まれる投資家や金融機関が出てくるのでは、とその人は懸念していた。

■世界経済の先行きはかなり懸念される状態であることで意見が一致した。アメリカ経済がおかしくなっているし、中国の「バブル」も北京オリンピックのあと崩壊する可能性が強い。この2つの大国と日本経済ばかりでなく、世界経済はは深くからみあっている。
 なんとなく、昭和初年の世界大恐慌を連想してしまう。

■ぼくは株を一株ももっていないし、株には縁のない人間だが、株価の動向には興味をもっている。それが経済と密接に結びついているからである。日本経済はバブルの後遺症はなんとか癒え、都会では大企業を中心に「好景気」のようだが、株安がこれ以上続き、アメリカと中国の経済がおかしくなると、日本も深刻な影響を受ける。都会の「好景気」を地方は実感できていないようだし、都会に住んでいても実感できている人は一部である。
 年金を株で運用しているようなので、こちらも「大損」になるはずで、いずれ大問題になるだろう。莫大な手数料をとっている証券会社らも問題である。
by katorishu | 2007-08-17 23:12