コラム


by katorishu
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 福田内閣支持率について

 9月26日(水)
■読売新聞の世論調査で福田内閣支持率は57・5%で、不支持率は27・3%であったという。ぼくは60パーセントはいくのではと、このブログで予測したが、ほぼその通りになった。この支持率は内閣発足直後のの調査(1978年発足の大平内閣以降)では、小泉内閣の87・1%(電話方式)、細川内閣の71・9%(面接方式)、安倍内閣の70・3%(電話方式)に次いで4番目の高さだという。

■あれだけテレビで長時間放送され続けた「効果」が如実にあらわれたといっていいだろう。支持理由について安定感があるという人が多かったとのことだ。前の安倍政権が不安定であったので、テレビ好きの国民は一層そう感じるのかもしれない。

■ただ現状で安定してもらっては困るのである。今後どういう展開になるか、与党が多数派をしめる参議院での論議で決まってくるだろう。政治とカネのスキャンダルが出ないという可能性は薄いので、この面から支持率低下をきたすのではないか。

■年末には内閣支持率は40パーセントを前後する状態になっている、と予想しておこう。具体的に根拠のある数値ではないが、なんとなくそんな気がする。年が明け、支持率30パーセント台になったところで、解散総選挙……といった展開になるのだと思う。
 その結果がどうなるのか予測がつかないが、政府は多くの国民が先行き、なるべく不安の少ない社会にするよう舵取りをしてもらいたいものだ。そうでなくとも、人間は不安だらけの世界に生きているのである。政治が不安を助長する装置であってはいけない。
by katorishu | 2007-09-27 01:25