中国では自転車の通行を禁止した都市があるとか
2007年 10月 08日
■BS放送で「石油、1億6000万年の旅」というオーストラリアのテレビ局制作のドキュメントを見ていたら、中国ではモータリゼーションが急激に進み、ある都市など自転車の通行を禁止したとか。愚かしいことだ。自転車ほど素晴らしい発明はないのに。自然環境の悪化がいわれるなか、自転車を交通システムのなかに積極的に取り入れ、有効活用すべきである。オランダのように自転車専用道路をつくるなど、打つ手はいろいろとある。「愚かなことをしなさんな」と 中国の自転車禁止の都市に向かって声を大にして訴えたい。
■韓国でも自転車の人気はよくない。自転車に乗るような人間は「貧乏人」という抜きがたい偏見があるようだ。儒教の悪しき面がそうさせているのか、どうか。自転車に乗ることが、恥ずかしいなどという国は、今や「文化的な後進国」といってもいいくらいだ。「地球に優しい生き方こそカッコいい」のである。
■石油に依存しすぎの文明の行き着く先は、地球の環境悪化であり、あらゆる人類にとって良いことは何もない。ドキュメントの中で、ある科学者が話していた。「このままだと、孫の世代にこういわれると思う。どうしてみんなして石油を燃やしてしまったの?」
ある気象学者によると、地質学的に人間の活躍がはじまった時代は珍しく安定した時代なのだという。
■いずれ地上に人の住めなくなるような大規模な地質変動がくるにせよ、自らの手で石油資源を蕩尽しつくし、住めなくなる環境を早期にもたらすことはない。
北品川まで旧東海道を歩いて、コーヒー店で6時間ほど仕事。映画「大統領暗殺」を見ようと思ったが、その時間はなかった。ブッシュ大統領の暗殺を、ドキュメント映像とからめて巧みに構成したもので、アメリカでは上映禁止になったものだ。近々見てみたい。
■毎度のことながら思う。時間の経過が早すぎる!唖然、呆然とするほど早く過ぎる。最近、ツタヤのディスカスというDVDを月2000円ほどで配送される会員となった。見て(見なくとも)送り返すと、登録リストにある作品を2枚送ってくる。それを見る時間がない。西行関係の本がアマゾンからどんと届いた。読みたいのだが、仕事が思うようにはかどらない。で、焦りつつ1日は終わる。