輸入小麦が再々値上げ、めん好きにはありがたくない話
2008年 02月 15日
2月15日(金)
■政府が製粉会社に売り渡す輸入小麦の価格が、4月から現在より30%引き上げることになったとのこと。パンやめん類など小麦粉を主な原料に使う食品メーカーはすでに値上げしているので、再値上げになる可能性が高い。
■世界的な小麦価格の高騰にともなう農水省の措置だというが、めん類が好物のぼくにはありがたくない話である。国民年金などでカツカツの生活をしている人には大いにひびくに違いない。自然環境の悪化で、今後ますます食糧が不足してくるはずで、この値上げが一過性のものだといいのだが。
■日本は世界でも数少ない人口減少国だが、全体的に地球の人口は増え続ける。戦争などの惨禍が減り「平和」になったり医療が発展するのは大変結構だが、限られた地上の面積を考慮すると、喜んでばかりもいられない。
■ふくれあがる人間が、どうやって食べていくか。いずれ最大の問題になってくるだろう。便利で快適な生活、云々といっている場合ではない。生きるか死ぬかの瀬戸際に、多くの人が追い込まれる事態になりかねないのである。何度も深刻な危機に直面し、その度に切り抜けた種族の末裔が現代社会を構成しているので、なんとか対処する、と思いたいが。
■六本木で「超(?)大型映画」の企画打ち合わせ。10億円から場合によっては20億円近く制作費がかかりそうなので、どうなるかわからない。ストーリーは面白く書けたと思うし、今、制作する意味のある素材である。企画にも深くからんでいるので、ぜひ実現させたいものだ。監督、俳優などはまだ候補の段階。膨大な資金が集まるかどうかにすべてがかかっている。3月初めに瀬戸内地方に「取材」等にいく予定。(企画がGOになれば具体的に記します)