コラム


by katorishu
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内閣支持率、危険水域に

 5月4日(日)
■新聞各社の世論調査で福田内閣の支持率が急落し、20%から18,9%ほどになった。「姥捨て」の意味合いが強い医療制度をはじめ、霞ヶ関の官僚が描いたプランにそった政策を指示されるまま実行しているのでは、さらに低下するのではないか。

■参議院での与野党逆転があるので、内政、外交、経済のどれをとっても大事な時期なのに、有効な政策を打ち出せない。支持率の低落によって「これで選挙は遠くなった」といっている与党幹部がいるようだが、「民意」を軽視した発言でしかない。

■民の声を政治に反映させるために、出来るだけ早い解散総選挙を期待したい。政界再編成もおこるであろうし、なにはともあれ「空気」がかわる。与野党を問わないが、国会議員としての「人格」「能力」「実行力」等にまるで欠けている人が、何かの間違いで議員になっている。これこそ税金の無駄遣いであり「国益」を損なう。

■「強い者」「富む者」に対してマスコミなどのジャーナリズムが及び腰になっている状況も感心しない。TBSの23時からのニュースが「ものいえぬ人」といった特集を2夜連続で放送した。全部は見られなかったが、マスコミにもまだわずかながら「反骨の精神」の持ち主はいるようで、やや安心した。

■そういえば「反骨」という言葉も死語になりつつある。とにかく前後左右を見て、他人の意見や視線を気にして、「いいたいこと」「いうべきこと」をいうと損とばかりに黙って、へらへらしている人が多すぎる。「反骨の士」や「硬骨漢」がほんとうに少なくなった。みんな何に怯えているのだろう。

■本日も仕事をしなければいけないのだが、息抜きも必要だ。銀座方面か渋谷方面にでかけ、映画でも観てこようか、思案中。が、とにかく外に出ることにしよう。
by katorishu | 2008-05-04 13:56