環境サミット、先進国がまず模範を示さないと
2008年 07月 09日
■環境サミット、結局は先進国のエゴが優先するのではないか。特にブッシュのアメリカに、日本は押し切られたといっていい。確かに中国、インドの両大国がはいらなければ、地球の環境汚染を防止できない。
■ただ、インド、中国のサミット参加に反対しているのは、日本やアメリカである。早くこの両人口大国をひきこみ、最大のエネルギー消費国アメリカが率先して模範をしめす。このことを打ち出せなかったようである。ヨーロッパ各国もしたたかであり、国益を最大限考えているが、環境汚染は全地球的問題である。
■先頭にたってCO2をまきちらしてきた先進国が、模範をしめさなければ、この危機を乗り越えることはできない。まだ明日一日が残っているが、とにかく大きな一歩を踏み出したという結果になってほしいものだ。
■体脂肪計を衝動的に買った。このところ、外食が多いせいか数キロ体重がふえ、腹まわりが気になっていた。買ってきた体脂肪計ではかると、体脂肪率がやや多いとのこと。
2キロ減らす予定。減らすのは簡単なことで、食べなければいいのである。食べる量を減らせばいいのである。
■食と性に対する欲望。これは本能に根ざしているので、絶つことはむずかしい。ところで、食にたいして貪欲になり抑制がなくても「グルメ」とかいわれてとくに非難もされないが、性に対して貪欲になると批判される。根源的に考えれば食欲も性欲も同様である。食欲に負けるひとは、性欲に負けるひとと同じ。
■この観点を骨身に徹すれば体重を減らすことなど簡単なことなのだが。それがなかなか出来ない。出来ない人が多数派のまま推移すると、人類滅亡への速度が速くなると考えるべきだろう。甘いものが好きなのだが、敢えて絶つ。そういうストイックな気持ちが、今の日本人には必要だ。アメリカ人こそ、そうなって欲しいのだが。それは木にのぼって魚を求めようとするようなもの。「現代のローマ帝国」アメリカはこのままだと、衰亡の道を転がり落ちるのではないか。