「不良老人伝」発売
2008年 10月 03日
■現代社会を見渡すと、荒涼として肌寒い光景が展開している。アメリカ金融危機も深刻の度を加えているようで、憂慮される。一方で、生活必需品の値段があがっている。町へでると、肌で感じる。先行きがどうも暗い。
■となると、過去に目を向けたほうがいいのか。「不良老人伝」をいう本が発売された。このブログでもすでに紹介したが、表紙の画像をしめします。なんだか妙に大きな画像になってしまいましたが。ぼくも2人を担当しています。

■内容はこんな具合です。東海大学出版会発行で、雑誌「望星」に掲載されたものです。ちょっとした頭の休め、ストレス解消にはなるのではないか、と思います。序文を書いている作家・精神科医のなだいなだ氏によると「『老』とは『自由』という意味がある。自由であることの楽しみを知れば不良になれる。人生経験を生かせない老人とは悲しい……。喧嘩上手で、美学をもった不良であれ」とのことである。

時間があれば、ご一読を!