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 やはり「大恐慌」なのか。株価急落、「実体経済」は悲鳴をあげている 

10月8日(水)
■茨城県のつくば市で行われた国民文化祭のプレイベントに出席する。国民体育祭、国体はよく知られているが、23回を迎えるのに、国民文化祭についてはあまり知られていない。日本放送作家協会では2年前から国民文化祭のプレイベントにかかわり企画・制作に協力している。ぼくは「実行部隊」にはいってなく、本日は観客としていった。早めにいったので、茨城国民文化祭のために作られた弁当をご馳走になった。基本的に地元茨城でとれた素材をつかった弁当で、11種のおかずが配置されていて、美味であった。

■夜遅く帰宅しCSテレビをつけると、本日株価が900円以上さげて9000円を割りかねない数値になっているとのこと。株価だけが下がるのなら、問題はないが、株価下落は確実に「実態経済」を直撃する。日本はすでに不況に突入しており、消費は低迷し、銀行の貸し渋りも強くなっている。今年の暮れを乗り切れない中小零細企業も続出するだろう。憂慮すべき事態である。

■「実体経済」が傷つくことは、多くの人が「食えなくなる」ことを意味する。食えなくなれば、食うために、ひとは何でもする。命を維持するのが動物の本能である。つまり、多くの人が食えなくなれば、社会はケモノの世界にもどっていくのである。

■金融危機はアメリカの奢り高ぶりが招いた結果といっていいだろう。テコの原理で実態とかけはなれた膨大な「資金」を作りだして金融商品に注ぎ込み、ごく一握りの人が大変な利益をあげる。破綻したアメリカの証券会社の社長など、40億50億の高収入を得ていた。こんなことが長く続くはずはない、と心ある人は思っていた。いわゆる「グローバリゼーション(世界のアメリカ化)」は世界を不幸にする、と警鐘を鳴らすひとがいたが、無視されてしまった。
 警鐘は当たっていたのである。

■大恐慌にはならない、と強調するエコノミストも多いが、どうなのか。今、世界は本当に危ない。危ないからと、多くの人が縮こまって、消費をひかえる。それがさらに中小零細企業を直撃し、倒産、失業者を増やす。悪のスパイラルがはじまろうとしているのである。金銭的に余裕のある人は、こういう時こそ、消費して欲しいものだ。消費して、とにかく経済の「血液」である資金を社会にまわす。そうしないと、失血死してしまう。「緊急事態」なのだから。
 しかし、政官財とも、どうも有効な手立てはないようだ。この数ヶ月で、世界の運命が決まるかも知れない。それほど深刻な事態というべきで、世界経済のニュースから目を離せない。
by katorishu | 2008-10-09 03:21