「日本脚本アーカイブズ」についての放送のお知らせ
2008年 10月 26日
日本脚本アーカイブズはどういうものであるのか、その設立の意味と現況、将来展望などについて話されます。生放送なので、突発的事件や重大ニュースなどがあると、前回同様、延期されますが。
■現在、東京大学大学院情報学環と「共同研究」をはじめており、「現物保存」と「デジタル保存」の2本の柱で、これまでは廃棄されてきた脚本・台本を収集し保存、管理し、将来的には「社会還元」をしていこうという組織です。まだ「準備室」段階で、脚本アーカイブズ委員は交通費等はでるものの基本的に「ボランティア」でかかわっています。
■なお日本脚本アーカイブズについて、仮のものですが、ホームページができました。
以下のURLです。
http://www.nk-archives.com/
■アーカイブというのは、記録を保存して将来につないでいこうとするもので、「記憶の保存」ともいえます。その時点では無駄とか意味がないと思われたものが時代が移ると大きな意味をもってくることは、よくあることです。文化とは、ある意味で伝統の積み重ねでもあり、その意味で脚本アーカイブズをつくることは、映像文化の発展のためにきわめて重要だと思っています。
中心メンバーのひとりとして、ずっとかかわっています。こういう社会情勢ですから、前途には困さまざまな難が山積していますが、なんとか乗り越えて実現させていきたいと思っています。