2006年 03月 03日 ( 1 )

 3月2日(木)
 脚本家の高谷氏から頼まれた「映画学校」(通称であり、今村昌平がつくった日本映画学校にあらず)の講義に西葛西までいく。「ボランティア料金なのですが、よろしく」ということだった。90分の授業を2コマと、中間に「個人面談」。
 90分をしゃべり続けで2回もやると、疲れます。脳のフリーズをふせぐためには、人前で長い時間、話すというのはとてもいいことで、先人から受け継いだものを、若い世代にバトンタッチをしたいと日頃思っているので、引き受けた。
 このところ、ボランティアが多すぎ、もう少し稼がないといけないのだが。

 ところで、この学校はハリウッドの映画制作方式を日本に定着させようと数年前開校したのだという。今後この学校からどういう「逸材」がでるか、でないか。
 今村昌平の「にっぽん昆虫記」の脚本分析ということであったが、半分近くは若い人に向けるぼくなりの熱い(?)メッセージとなった。どの程度彼等の心に届いたかわからない。とにかく「楽」をすることはやめて、汗をかいて欲しい。
 それにしても、30人ほどの生徒のうち、今村昌平という監督の存在を知っているひとは数人であった。思わず、うーんとうなってしまった。

 帰路、電車内で本日発売の「週刊文春」を読む。永田議員の例のメールが、元格闘家であった「フリーライター」の西沢某が仕掛けた「根も葉もない」偽造であることに迫っている。
 こういう問題になると、やはり出版社系の週刊誌の突っ込みが鋭い。
 
 興味のある方は原文を読んでいただくとして。
 永田議員は政治家として未熟であり、いったん議員を辞めて出直したほうがいいと思う。お粗末な対応に終始した執行部は全員、辞めるべきでしょう。そうしないと、民主党の支持率は更にさがり続け、解党の危機に瀕するのではないか。
 べつにぼくは民主党の支持者ではなく「無党派」というより、本音は「どうでもいい派」なのだが、消去法で選ぶとすれば「しぶしぶ」という条件つきでこの党かな……と思っていたこともあった。でも、ダメですね。
 
  社民、共産は申し訳ないが「あってもなくても大勢に変わりはない」微力な存在になってしまったし、民主の大チョンボで「政権交代」は遠のいてしまった。
 ただ、ライブドア問題がこのまま終わるとは思えない。検察は何か握っているはずだ。そのうち、また何かが弾ける可能性が強い。そのときに備えて民主は強力な布陣をはっておかなければいけないのに。
 一度、先を読むことにたけた将棋指しにでも、弟子入りしたほうがいいのでは……と揶揄したくなる。
 
 ところで、「きっこの日記」ではじめて知ったのだが、今国会で、どさくさまぎれに、とんでもない法案が通ってしまいそうだという。 「電気用品安全法(PSE法)」という法律で、3月末で猶予期間が終わるために、有無を言わさずに4月1日から施行されるとのこと。
 この法案で利益を得るのは、大手の電化製品メーカーや輸入業者だけで、要するに、「中古の電化製品の売買を禁止する」ということになるという。リサイクルチョップは立ちゆかなくなるし、貧乏人には極めて不利な法律だという。(法案を読んだことがないので、「きっこの日記」を信ずればの留保つきだが)

 そういえば、昔、池田勇人首相が「貧乏人は麦飯を食え」という有名な言葉をはいた。
「中小企業のひとつやふたつ、つぶれたってしょうがない」といった言葉をもはいた気がする。この池田首相が「所得を三倍にする」といって打ち出した政策で、日本は高度成長をとげたのです。
「朝鮮特需」とか、ほかの要素も、もちろんあるのですが。

  「きっこの日記」をは以下のURLです。ときどき、おやっと思わせることがのっています。
  http://www3.diary.ne.jp/user/338790/
by katorishu | 2006-03-03 01:00