2006年 03月 17日 ( 1 )

 3月16日(木)
■ウイニーによる情報漏洩がとまらない。「サンデー毎日」に「ウイニーより怖い山田オルタナティブ」という恐怖のウイルスが登場したと報じられていた。 これはたとえウイニーのソフトをパソコンにいれていなくても、パソコン内のファイルをすべてネット上にさらしてしまう新型ウイルスだという。

 このウイルスに感染すると、個人的な写真や住所録などもネット上に勝手に流出しまい、しかも厄介なことに、感染してもパソコン自体に変化がないので、本人はなかなか気づかないということだ。
 ネット上にさらされるとグーグルなどの検索エンジンに捕捉され、世界中にまきちらされる。さらされたサイトの例として、ロリコン関連のファイルを多数所有している人物の例があげられていた。「エロアニメ」の画像を当人が「鑑賞」している状態もわかってしまう。その人のデスクトップには某国立大のサイトへのショートカットが載っていたことから、大学の関係者であることも予想されるという。
 
■「サンデー毎日」によると、現在日本で起こっているような事態は、じつは日本だけの現象だという。他人のファイルを集めてただ流すだけという一種の愉快犯である。その種の愉快犯的なウイルスは外国にはほとんどない、と「トレンドマイクロ社」の岡本氏はいっているとか。
 外国での主流は、パスワードや個人情報など特定の人や情報を狙って盗み出すなど、明確な目的をもってウイルスをつくっている。 一方、日本は「愉快犯」。

■怨念が内攻し、他人が困るのを密かに喜ぶという「陰湿な喜び」をもった人が増えているのだろうか。いやな時代になったものである。いつの時代にも、社会に怨念を抱く者がいて、放火や脱線事故などを仕組む「不心得もの」はつきない。
 しかし、そういう人は、ごく限られた人であったのだが、どうも最近ニュースで報じられるケースを見ていると、その類の人が増えている気がしてならない。
 IT社会は便利かもしれないが、いらぬ神経を刺激され、ゆったりと過ごしにくい。社会が複雑化することで、ストレスがかかり、安心した気分になりにくい。パソコンなどが登場する前の社会と比べ、人が幸福になったとは、とても思えない。

■品川駅近くにある「燕グリル」で名物のハンバーグを食べた。肉類は最近あまり食べないのだが、この店の「フランクフルト・ハンバーグ」は格別の味がする。量も多いし、丸のまま一個のジャガイモも大きい。黒ビールを飲みながら、カミサンとともに満腹感にひたった。
 新橋に近い銀座にもある店で「燕」という名から、ぼくは特急燕号を連想した。茶色の古い木材を利用した部屋で、なんとなく昔の列車の食堂車を思い浮かべた。何種類かのハンバーグ類とビールしか置いていない。店の人が伝統に則って、自信をもって出してくれ、しかも値段が1000円ちょっとと比較的安い。近頃数少ない「おすすめの店」である。
by katorishu | 2006-03-17 00:53