2008年 09月 04日 ( 1 )

  9月3日(水)
■アメリカのテレビ局CBSドキュメントで、睡眠が身体にあたえる影響を科学的に実証するテストを放送していたが、運動能力と記憶能力にかんして睡眠がいかに大きな要素をしめているかが、テストで改めて検証されたという。

■何かを記憶する。それが脳によく定着するかどうかは、いったん深く眠ったあとのほうが良い結果になるらしい。覚えたのに、眠ったら忘れてしまう、と思いがちだが、逆で、眠って起きたときのほうが、よく記憶しているという。慢性的睡眠不足が続いているので、画面にひきつけられるようにして見た。実験では、若者でも一週間ほど睡眠不足の状態に陥らせると、糖尿病の症状が出た。睡眠は心身の状態に強い影響をおよぼすようだ。

■とにかく、1日、7,8時間眠ること。子供のころ、当たり前にできた易しいことが、できなくなっているのだが。アメリカでも1960年ごろは平均睡眠時間が8時間であった。ところが、最近は6,7時間になっているらしい。成長期の高校生の睡眠時間はずっと少なく、5,6時間、と確か報じていた。睡眠がたらないと、人は苛立ち、きれやすくなる。それも脳のテストで証明されている。日本人でも、睡眠時間が平均6時間以下という人が増えているらしい。若者が切れるということの一因は睡眠不足にあるのではないか。

■ぼくは一週間のうち、半分は「脳がすっきりしている」と思えるが、半分は睡眠が足りずに、脳の働きが鈍い。その差が激しいことは、カミサンがよく知っている。睡眠不足だとまず声がよくでない。そうして注意力が散漫になる。このブログを書いていても、誤字脱字が多くなる。当然、仕事で執筆したものにも影響がでる。あとで読み返してみて、どうしてこんなしまらない文章を書いたのだろう、と自分で自分を信じられないときがあるが、そのときは、おそらく睡眠不足で脳機能が弱っているのだろう。

■座り仕事なので、意識的に体を動かそうという思いもあって、リュックを背負って外に出て行くのだが、ためしに本日背負ってでたリュックの重さを量ったら6キロあった。布袋にいれた資料が2キロなので、計8キロをもって歩いているわけだ。10キロになることも普通なので、数キロ歩けばそれなりの運動になる。

■「運動」の途次、コーヒー店で必ず見る顔がある。午前中、あるコーヒー店にいくと、必ずといっていいほど、決まった椅子にすわって本を読んでいる60半ばから70歳と思われる男性がいる。傍らに杖を置いてあるので、歩行にやや困難を感じているのだろう。2時間近くすわっている。週に4回ほどいく店だが、行くと必ずいるから、毎日きているに違いない。

■もう一人、こちらも60代半ばから70あたりの年齢と思われる女性。この人は別のコーヒー店に午後の8時過ぎにきて、なにやら資料類をテーブルいっぱいにひろげて、書き物らしいことをしている。足を運ぶと必ずいるから、たぶん日参しているのだろう。本日午後、北品川のほうのコーヒー店にいったら、その女性が資料を読みあさっているようだった。いつもテーブルの上に資料か書類がひろげられ、原稿用紙やノートに何かを書いている。職業的な物書きなのか。あるいは、老後のありあまる時間を書くことで埋めているのかどうか。二人とも、いつも一人だ。しかも、ほとんど毎日きていて、かなり長い時間をつぶす。

■向こうも、こちらのことを、よく見る顔だなと思っているのだろう。コーヒー店が「勉強室」「書斎」の役割を果たしているのである。長時間いても、店の人がいやな顔ひとつ見せないのが、いい。もちろん、昼休みなど混み合う期間はさけるのだが。
 携帯があるので、どこにいても仕事上の連絡はとれる。携帯パソコンには百科事典もはいっているし、資料などもデジタル化したものをほうりこんであるので、「書斎」にいるのと、にたようなものである。便利ということでは、確かに便利にはなった。日頃、過度の便利さが人間をだめにしている、といったことをいっているが、「新しもの好き」なので、せいぜい便利さのツールは利用させてもらっている。
by katorishu | 2008-09-04 00:24 | 文化一般