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2018年 07月 15日 ( 1 )

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2018-07-15

遅まきながら、カンヌ映画祭パルムドール賞受賞の「万引き家族」を見た。万引きを生業としている一家を個性的に、陽気に、生き生きと描いていて、批判精神もたっぷりで、さすが是枝監督と思った。

家族といってもありきたりの家族構成ではなく、普通の家族生活からはみ出した寄せ集めの擬似家族で、世間常識から見たらとんでもない人たちだ。

なかでも、夫のリリーフランキーの妻を演じる安藤サクラの演技とも言えない演技に感嘆した。天性の役者なのだろう、彼女の一見アッケラカンとして、たくましく、陽気で、なんとかなるさという演技には、ラテン的笑いが込められていて、心地よくもある。

安藤サクラの演技を見るだけで得をした気分になる映画。「日本バンザイ」が大好き好きな人には、なんでこんな日本の恥部を世界に発信する作品を創りそれを褒めるのか、と訝るひとが人がいるかもしれないが。

こういう作品も作る事が出来る、それが映画である。TVドラマでは企画の段階でボツにされる。


by katorishu | 2018-07-15 11:11 | 映画演劇