カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
2019-03-23
市ヶ谷にある法政大学ボアソナードタワー26階から。これが東京。
本日ここで脚本アーカイブズのシンポジウム。主催者側なので出席する。満員御礼、ありがとうございます。
東大大学院情報学環の吉見俊哉教授の基調講演「平成をアーカイブする」が大変面白かった。
平成の30年は失敗の連続。日本は沈みっぱなし、と吉見教授。暗くなりすぎたかと後で語っていたが。
ただ、人は失敗からしか学ばない。そこに希望がある。
他に俳優の中村雅俊さんや脚本家の鎌田敏夫さん等が出席。
b0028235_19580601.jpeg

# by katorishu | 2019-03-23 19:56 | 文化一般
b0028235_17152530.jpeg
b0028235_17160195.jpeg
2019-03-19

過日見たデンマーク映画「ギルティ」は、実験精神に富んだ稀にみる傑作。見た人の大半が絶賛。

警察のコールセンターの中だけを舞台に、電話の声と音のみを手掛かりに誘拐事件を解決する。88分間、それこそ息をもつかせぬ緊張の連続で、深いものがある。

秀逸なシナリオ、リアルな演出と自然な演技がもたらす臨場感は凄いの一語。

この数年間に見た映画の中でベスト3に入る。

小予算でもこう言う傑作が作れるのだ。多くの示唆を得た。

実作に活かしたい。(資金が出来れば^_^)



# by katorishu | 2019-03-19 17:18 | 映画演劇
2019-03-13

昨夜、寝ようと思ったら携帯に要警戒のお知らせ音。地震かと思ったら、役者のピエール瀧がコカイン使用で逮捕とか。先の新井浩文の件にしても、逮捕で作品がオクラになるか、当人が出ているシーンをカットしたりして公開する作も多そうだ。後世のため、手を加えない作は廃棄せずにどこかで保存して欲しい、アーカイブの上では。

それにしても、独特の存在感を示し、演技も上手い役者が、しばしば刑事犯になる。芸能の肥やしは、「妖」であり「怪」である。

腐食した土壌から良き芽が育ち、綺麗な花を咲かせ、豊かな果実をつけるものだが。現下の社会通年ではNG。「

「妖」や「怪」は作品の中だけに留めて欲しい。三島由紀夫は言ったいた。「もし作家にならなかったら犯罪者になっていただろう」。


# by katorishu | 2019-03-13 11:31 | 映画演劇
b0028235_12341346.jpeg
2019-03-03
映画『グリーンブック』を見た。
今期、第91回アカデミー賞授賞作で、作品、脚本、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)を受賞した作品。脚本、演出とも一級品。
公開初日であり、品川Tジョイは、珍しくほぼ満席。

【1962年、黒人ピアニストのドク・シャーリー(アリ)は、粗野だが人のいいイタリア系の白人トニー・リップ(ヴイゴ・モーテンセン)を運転手兼用心棒として雇う。2人は、黒人専用の旅のガイドブック=グリーンブックを頼りに、人種差別が色濃く残る南部へとコンサートツアーに出る】

実在の天才ピアニストとそのマネージャーがモデル。

1962年は米ソが核戦争の一歩手前まで行った年。翌年、ケネディ大統領が暗殺され、その翌年、東京オリンピック。僕の大学生時代とかさなることもあり、興味深く見た。
コメディの要素を取り入れ、人種差別問題に切り込んでいく、その手法は鮮やか。プロの芸を見せてくれる。
安易なところで妥協しないで、こういう映画を作らないと。
言うは易し創るは難しであるが。

# by katorishu | 2019-03-03 12:39 | 映画演劇
b0028235_18525519.jpeg
2019-02-15

Netflix配信のスペインドラマ「麻薬王の後継者」を113話見て感嘆、感動した。1編が75分で、この先がまだある。

コカインの秘密取引で巨額の資産を築いた主人公が、闇取引から身を引き町の発展のために貢献しようと思っていたとき、アルツハイマーにかかり記憶が失われたはじめる。

人生に彼なりの始末をつけようとするのだが、思うようにいかず波紋が広がる。

ドラマは彼の家族の結婚や相続問題等に焦点を当て、愛憎が複雑に絡み合う構成。何より登場人物の個性が際立っていて飽きさせない。

とにかく「魅」せる。

脚本、演技、演出が見事なハーモニーを醸し、マフィアものとしては「ゴッドファーザー」に迫る出来。

もっとも、あの映画のように華麗にしてダイナミックなスケール感はないが、人間を深く掘り下げて描いていて、見事。


スペインドラマのレベルは高い。

日本も大人の鑑賞に耐えられ、かつ世界で通用する映像作品をもっと作らないと、世界の潮流に乗り遅れる。


# by katorishu | 2019-02-15 18:54 | 映画演劇