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カテゴリ:映画演劇( 589 )

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20190818

ヒッチコックのスリラー映画を元にしたアメリカの連ドラ「ベイツモーテル」を堪能した。Netflixで配信されたもので全50回近くを数日で見てしまった。

とにかく惹きつける。ヒッチコックの名作「サイコ」の前編ともいうべき作品で、サイコパスの青少に焦点を当て、母と息子の密着ぶりを濃密に妖しく描く。巧みな作劇術で、次の回、次の回と見たくなり、実際見てしまい、寝不足になって体調を壊しそうになった。スリラーの逸品である。

テレビドラマにおいても、今の日本製は、アメリカに大きく遅れをとっている。

世界で勝負するにはこのレベルの作品を作らないと、と思うのだが。


by katorishu | 2019-08-18 16:30 | 映画演劇

諜報関係の本を読む。

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20190801眼精疲労に偏頭痛等で仕事への気力が減退していたが、途中で放棄していた諜報関係の本に再チャレンジしたい意欲がちょっと湧いてきた。

映画化も視野に試みてみるか。

捨てずに残しておいた本や資料を読み始めたら、面白く、また眼精疲労になりそう。

子供のころから、熱しやすく冷めやすいタチなので、いつまで続くことやら。


by katorishu | 2019-08-01 20:17 | 映画演劇


20190728

映画「よこがお」(深田晃司監督、筒井真理子主演)を有楽町シネマで見た。3割の入り。訪問看護師のヒロインと訪問先の家族の微妙な関係を、繊細かつ微妙に描いた作。人間関係の複雑微妙さをよくとらえていて惹きつけられた。ただ、いくつかのイメージシーン、やカットに違和感を覚えた。監督、脚本、編集まで一人でこなしたようだ。筒井真理子の不思議な魅力はよく引き出していて、途中まで「これは凄い作」と思っていたのだが。いずれにしても、見て損はない佳品。


by katorishu | 2019-07-28 18:04 | 映画演劇
2019-07.12
見巧者で信頼出来るNさんから、ぜひ見て欲しいと送ってきた映画のチラシ。「ガンジーしまの読書会の秘密」。
Nさん推薦の映画は10本のうち9本は見てよかったと思える佳作だ。8月30日より全国公開。
それはそれとして、試写会の案内が最近ごく稀にしか来なくなった。以前は毎週のように来ていて、心に沁みそうな作品については見に行って、SNSなどで積極的にPRしていたのに。
ジジイに見てもらわなくてもいいってことか。浅はか(笑)
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by katorishu | 2019-07-12 13:27 | 映画演劇
2019-07-02
先日見た映画「新聞記者」、自由にものを言いにくくなっている日本で、よくぞここまで踏み込んで官邸とメディアの攻防を描いたものと、製作者等に敬意を表したい。
シム・ウンギョンと松坂桃季のダブル主演。2人ともいい味を出している。緊張感あふれる2時間。おすすめです。
そういえば数年前、警察のキャリア官僚で内閣調査室にも勤務していた(某K総理の補佐官でもあった)某氏に、2時間ほどインタビューしたことがある。和気藹々で良い雰囲気だった。
個人的な興味から、某氏の弟さんを通して接触。来歴等を聞いた。交番を東南アジア等に普及させた人だ。
交番の件では以前、文春本誌に登場したこともあって、取材したまま、テープもほどいていないが。
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by katorishu | 2019-07-02 14:47 | 映画演劇
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2019-06-17

「悪い女はよく稼ぐ」を21時から新宿のkズシネマで見た。企画プロデュースと脚本を担当した柏原寛司さん。

肩の凝らない、スカッとしたエンタメ映画に仕上げた。2時間のテレビドラマ1本の4分の1ほどの制作費のようだ。そんな低予算でもこれだけの作品が作れるとは驚き。

柏原さんとは昔、石原プロ制作の刑事ドラマでご一緒した。ユーモアとーサービス精神旺盛な人。


この映画館、昔は昭和館といった。木造の「ションベンくさい」小屋だった。ポルノ映画を主に上映していて、後学のため何度か見に行った。モノクロ映画で、ラブシーンになると、そこだけカラーになった。「パートカラー」といった。思わず笑ってしまった。


by katorishu | 2019-06-17 17:26 | 映画演劇

2019-06-07

過日教え子が、僕が脚本を書いたドラマの再放送を見たという。どんな内容のドラマであったか、ほとんど内容を覚えていない。ネットに内容紹介の書き込みがあるというので読んでみた。


★タイトルは「新宿カラオケ女医者」。

「たぶん87年当時でも暗く地味めのドラマ」と書き込んだ人は記す。

11年4月にKKB鹿児島放送で再放送。全4回として放送されましたが、本放送ではどうだったのでしょうか?

制作=テレビ朝日 国際放映 プロデューサー=近藤洲弘(テレビ朝日) 浦井孝行(国際放映) 全4回とも監督=高橋繁男 脚本=香取俊介

レギュラー=市原悦子 かとうかずこ レオナルド熊 広田玲央名(第3回まで) 千石規子(第2回、最終回のみ)

サブタイトル 第1回「先生の不倫妊娠!」ゲスト=財津一郎 第2回「露天風呂結婚式!」ゲスト=常田富士男 ガッツ石松 長内美那子 第3回「別れた夫と再会!」ゲスト=小林亜星 東てる美 皆川衆 最終回「赤ん坊を盗む女!」ゲスト=乙羽信子


ブログに僕はこんな事を書いている。

「以前、ぼくが書いた市原悦子主演の「新宿カラオケ女医者」なる4回連続読み切りのドラマがある。ずばり歌舞伎町のラブホテル街が舞台だった。当初、架空の人物であったのだが、プロデューサーや監督とシナハンをしていると、現実に歌舞伎町の一角にあるラブホテルの隣に診療所をかまえている女医がいたので、驚いた。

しかも、その女医は小太りでカラオケ好きだった。で、その人にいろいろ話を聞いて脚本を書いた。」(香取俊介)http://katorishu.exblog.jp/4164528/


・・・実際に観てみるとタイトルから想像できるような分かりやすい人情ものでは決してなく、各話、何ともほろ苦い味わいの仕上がり。ツイッター検索すると「笑える」みたいに書いてる人がいて不思議。そんなに市原さんのカラオケやライダースーツが可笑しいか? 第1回=先生(市原)が寸借目的で近寄ってきた昔の同級生(財津)に騙されて高齢で妊娠、そして流産。第2回=先生が救けた男(ガッツ)が一家無理心中事件を起こしてしまい、男の妻の父親(常田)に「なんであんな男を救けた?」と責められて先生悩む。第3回=東京の看護学校に通っている娘(広田)が学校を辞めて仙台の離婚した夫(小林)の元に帰ると言い出す。最後まで娘との溝は埋まらず、娘は仙台に去る。最終回=独身の孤独な初老女性(乙羽)と仲良くなった先生、女性も人生の後半にようやく幸せになれそうだったが・・・。

本放送された1987年当時としてもこれは暗く地味なドラマだったのではないだろうか? この内容では今の地上波では地味過ぎて放送できないだろうなあ。


なるほど。こんなドラマを書いていたんだ。暗いといえば暗い。でも、個性的な役者が出ているし、地味な内容かな。

テレビ朝日の寮に監督、プロデューサー等と泊まり込んでストーリーを練ったと記憶する。まだネットなどもなく悠長な時代だった。


by katorishu | 2019-06-07 09:58 | 映画演劇
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2019/06/04

昨日、こまつ座の公演『化粧2題』を新宿サザンシアターで見た。

地方をまわる長期公演の初日。有森也実と内野聖陽が出演。井上ひさしの一人芝居の名作『化粧』の、その後といった風合いの作品。

『化粧』の初演では、渡辺美佐子さんが大変な迫力で好演。その迫真の演技は今でも心に残る、実験作であり、海外公演でも好評であったようだ。以前、渡辺さんにインタビューをいたとき、興味深い「裏話」を聞いた。


今度の芝居、舞台俳優ではない有森也実がこの脚本をどうこなすか、そこに興味をもって見た。予想をこえた好演で舞台女優として第一級のレベル。拍手したい。初日とあって、終わってロビーで関係者の挨拶と祝杯があった。その折り演出の鵜山仁氏が、「初日としては予想外の出来で、正直いって驚いた」と真情を吐露。


役者として有森さんはこの舞台をきっかけに大きく成長するのでは、と思ったことだった。内野さんはベテランらしく余裕の演技。芝居は面白いとあらためて思う。

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by katorishu | 2019-06-04 14:53 | 映画演劇
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三田佳子さんの台詞覚え


以前、女優の三田佳子さんにインタビューしたとき、興味深いことを聞いた。息子さんのことで芸能界の仕事をしばらく休んでいた後、唐十郎さんの舞台に出ることになった。ところが、唐十郎さんの台詞は日常の言葉と違って詩的だし、台詞をなかなか覚えられない。本番は迫ってくるし、どうしようと焦った。そんな時、新聞のチラシの裏に台本の一字一句を句点も含めて丸写ししてみたところ、不思議なことに、台詞がすっと入った。救われたと思ったという。

以後、三田さんはたとえ主役でなくとも、台本をもらうと一字一句書き写す。

なるほど。指と脳は直結しているのですね。PCで書くのもいいけど、手書きで刻みつけるように紙に書くのは、ネット時代にも大事。


by katorishu | 2019-05-31 20:24 | 映画演劇
第72回 カンヌ国際映画祭、今年はパムンドール賞につながるコンペティション部門に21作が候補作となったが、日本映画はゼロ。淋しい限り。独断と偏見になるかもしれないが、日本映画が海外であまり評価されない原因は、一に脚本(シナリオ)の弱さがあげられる。ハリウッドなど脚本作成に注ぐエネルギーと金銭が、日本とは桁違い。資金がなければ、せめて脚本をリスペクトする精神がもっと豊かにならないと。シナリオは音楽でいえば楽譜。今村昌平監督はシナリオ制作に撮影・編集にかけるのと同じくらいの時間と情熱を注いだ。脚本作成の苦労話を数度のインタビューで語っていただいた。イマヘイは脚本家と何ヶ月も宿にこもり、意見交換しながら脚本を作成した。実質的に今村脚本といっていいものでも、脚本家の意欲と仕事へのリスペクトを表する意味もあって、「共同脚本」などという姑息な措置をとらなかった。(もっとも晩年にイマヘイについては、そのようではなかったという話を聞く)小津監督、黒澤監督も「脚本重視」の姿勢を貫いたからこそ、佳作、名作ができた。脚本を重視し、より良い脚本にするために、時間とお金を今の数倍かけない限り、日本が世界のトップレベルの映画を相次いで世に送り出すことはない、と言わせていただく。ちろん少数の作は既にトップレベルに達しているが。
by katorishu | 2019-05-15 23:54 | 映画演劇