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カテゴリ:映画演劇( 576 )

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2019-03-19

過日見たデンマーク映画「ギルティ」は、実験精神に富んだ稀にみる傑作。見た人の大半が絶賛。

警察のコールセンターの中だけを舞台に、電話の声と音のみを手掛かりに誘拐事件を解決する。88分間、それこそ息をもつかせぬ緊張の連続で、深いものがある。

秀逸なシナリオ、リアルな演出と自然な演技がもたらす臨場感は凄いの一語。

この数年間に見た映画の中でベスト3に入る。

小予算でもこう言う傑作が作れるのだ。多くの示唆を得た。

実作に活かしたい。(資金が出来れば^_^)



by katorishu | 2019-03-19 17:18 | 映画演劇
2019-03-13

昨夜、寝ようと思ったら携帯に要警戒のお知らせ音。地震かと思ったら、役者のピエール瀧がコカイン使用で逮捕とか。先の新井浩文の件にしても、逮捕で作品がオクラになるか、当人が出ているシーンをカットしたりして公開する作も多そうだ。後世のため、手を加えない作は廃棄せずにどこかで保存して欲しい、アーカイブの上では。

それにしても、独特の存在感を示し、演技も上手い役者が、しばしば刑事犯になる。芸能の肥やしは、「妖」であり「怪」である。

腐食した土壌から良き芽が育ち、綺麗な花を咲かせ、豊かな果実をつけるものだが。現下の社会通年ではNG。「

「妖」や「怪」は作品の中だけに留めて欲しい。三島由紀夫は言ったいた。「もし作家にならなかったら犯罪者になっていただろう」。


by katorishu | 2019-03-13 11:31 | 映画演劇
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2019-03-03
映画『グリーンブック』を見た。
今期、第91回アカデミー賞授賞作で、作品、脚本、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)を受賞した作品。脚本、演出とも一級品。
公開初日であり、品川Tジョイは、珍しくほぼ満席。

【1962年、黒人ピアニストのドク・シャーリー(アリ)は、粗野だが人のいいイタリア系の白人トニー・リップ(ヴイゴ・モーテンセン)を運転手兼用心棒として雇う。2人は、黒人専用の旅のガイドブック=グリーンブックを頼りに、人種差別が色濃く残る南部へとコンサートツアーに出る】

実在の天才ピアニストとそのマネージャーがモデル。

1962年は米ソが核戦争の一歩手前まで行った年。翌年、ケネディ大統領が暗殺され、その翌年、東京オリンピック。僕の大学生時代とかさなることもあり、興味深く見た。
コメディの要素を取り入れ、人種差別問題に切り込んでいく、その手法は鮮やか。プロの芸を見せてくれる。
安易なところで妥協しないで、こういう映画を作らないと。
言うは易し創るは難しであるが。

by katorishu | 2019-03-03 12:39 | 映画演劇
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2019-02-15

Netflix配信のスペインドラマ「麻薬王の後継者」を113話見て感嘆、感動した。1編が75分で、この先がまだある。

コカインの秘密取引で巨額の資産を築いた主人公が、闇取引から身を引き町の発展のために貢献しようと思っていたとき、アルツハイマーにかかり記憶が失われたはじめる。

人生に彼なりの始末をつけようとするのだが、思うようにいかず波紋が広がる。

ドラマは彼の家族の結婚や相続問題等に焦点を当て、愛憎が複雑に絡み合う構成。何より登場人物の個性が際立っていて飽きさせない。

とにかく「魅」せる。

脚本、演技、演出が見事なハーモニーを醸し、マフィアものとしては「ゴッドファーザー」に迫る出来。

もっとも、あの映画のように華麗にしてダイナミックなスケール感はないが、人間を深く掘り下げて描いていて、見事。


スペインドラマのレベルは高い。

日本も大人の鑑賞に耐えられ、かつ世界で通用する映像作品をもっと作らないと、世界の潮流に乗り遅れる。


by katorishu | 2019-02-15 18:54 | 映画演劇
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市原悦子さんが亡くなれられた。病気とは聞いていたが。個性的な役者が消えていく。淋しい事です。
テレビ朝日の4回シリーズ「新宿カラオケ女医者」の脚本を書いた時の事を思い出す。監督等と歌舞伎町をシナハンしていたら女医のクリニックが目に付いた。中に入れてもらって驚いた。その女医さん、カラオケが大好きで診察室にカラオケのテープがズラリ。話の調子も市原さん、そっくり。感激してクリニックにやってくる患者について話を聞き一部脚本に取り入れた。
レオナルド熊さんや乙羽信子さん、千石規子さん、そして常田富士男さん等芸達者(皆さん故人)が共演し、楽しい作品だった。
1つ不満だったのはカラオケ好きのベテラン監督と市原さんがノリに乗って、ハイライトのあるシーンをまるごとカラオケにしてしまったこと。 なんじゃこれはと思ったけれど。それも今は昔。ご冥福をお祈りします。

by katorishu | 2019-01-15 17:24 | 映画演劇
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2018-12-09

ペドロ・アルモドバル監督作と思って日比谷まで見に行った。

常連の怪優ロッシ・デ・パルマが出ているのでアルモドバル作と思ったが違った。

以下はネット上の物語の概要。

ーーパリに越してきた裕福なアメリカ人夫婦アンとボブは、セレブな友人を豪華ディナーに招待する。しかし、手違いで出席者が不吉な13人となっていたことから、急きょスペイン人メイドのマリアが14人目の出席者としてディナーに参加することに。「ミステリアスなレディ」に仕立て上げられたマリアは、緊張のあまりワインを飲みすぎて下品なジョークを連発。しかし、場違いなはずのジョークが逆にウケてしまい、マリアは英国紳士から求愛されるハメになるが……

ま、楽しめた。


by katorishu | 2018-12-09 10:05 | 映画演劇
2018-12-02
昨日、中目黒のキンケロシアターで拙作「メアリーという名の姉」を見た。(明治座関係者の作った劇団の定期公演)。巣鴨の饅頭屋に「戦争花嫁」の女性が帰ってきたことで巻き起こる騒動を、コメディタッチで描いたもの。20年近く前に試みた作演出の作品だし、古くなっているかと思っていたら、今に通じるものがある。面白くて泣けたとの声も多く、芝居に再チャレンジしたくなった。
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by katorishu | 2018-12-03 06:56 | 映画演劇
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2018-11-16

昨日、高円寺の明石劇場で劇団ギルドの39回公演「風と雲と魂と、シベリア鉄道の晶子」を見た。ギルドは高谷信之さん率いる劇団。20周年の今年、この舞台が最終公演となる。

情熱の歌人、与謝野晶子と夫、与謝野鉄幹を中心に、鉄幹の多彩な女性関係に焦点を絞ったもので、サービス精神も満点。主演の北村りさも進境著しく、高谷さんの舞台で最良のものの1つになるのではないか。

20年も続けてきたことに、敬意を表したい。

公演は18日まで。一見の価値があります。



by katorishu | 2018-11-16 09:39 | 映画演劇
アメリカ中間選挙で、民主党の女性議員が健闘。少し気をよくして、夕方、日比谷でマイケル・ムーア監督の映画「
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華氏119」を見た。8割の入り。中間選挙に焦点を合わせたタイムリーな上映。
アメリカでの貧富の差は看過できないほど広がっている。
トランプ大統領の政策でアメリカの分断化が進み、ひどい事態に。
それに対して女性と若者がNOを突きつけた。さすがアメリカ、まだ民主主義の根っこは残っている。

by katorishu | 2018-11-08 00:01 | 映画演劇
2018-09-14
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名古屋で行われた中部テレビ大賞の贈賞式に、放送作家協会を代表して出席。30歳前のTVディレクターのドキュメンタリー作品を対象にしたユニークな賞。大賞はNHK名古屋放送局制作の「そして"カワイイ”が生まれた〜内藤ルネ光と影〜」。戦後、日本の少女たちに夢と希望を与えたイラストレーターの生涯を浮き彫りにする。まだ26歳の笹井ディレクターの作品。
LGBTに絡んだ作で、巧みな展開に感嘆した。懇親会や勉強会まで付き合った。新しい才能が育ちつつある。ドラマも書くノンフィクション作家として、簡単な講演をした。
久しぶりの名古屋。味噌煮込みを食べられなかったのは残念だが、いい脳休めになった。

by katorishu | 2018-09-14 22:09 | 映画演劇