カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

<   2019年 05月 ( 9 )   > この月の画像一覧

b0028235_20233096.jpeg
190530

三田佳子さんの台詞覚え


以前、女優の三田佳子さんにインタビューしたとき、興味深いことを聞いた。息子さんのことで芸能界の仕事をしばらく休んでいた後、唐十郎さんの舞台に出ることになった。ところが、唐十郎さんの台詞は日常の言葉と違って詩的だし、台詞をなかなか覚えられない。本番は迫ってくるし、どうしようと焦った。そんな時、新聞のチラシの裏に台本の一字一句を句点も含めて丸写ししてみたところ、不思議なことに、台詞がすっと入った。救われたと思ったという。

以後、三田さんはたとえ主役でなくとも、台本をもらうと一字一句書き写す。

なるほど。指と脳は直結しているのですね。PCで書くのもいいけど、手書きで刻みつけるように紙に書くのは、ネット時代にも大事。


by katorishu | 2019-05-31 20:24 | 映画演劇
b0028235_14011636.jpeg
190601
「街の書斎」で戦前の上海のことをエディターで書いてたら、突然目の前にアジア系の顔が。びっくり。窓拭きの人だった。危険な作業はアジアの「後進国」の人にやらせているのですね、「ご苦労さん」と声に出さずに言ったら、アジア系の中年氏、微笑で返してくれた、

by katorishu | 2019-05-31 14:01 | 社会問題
b0028235_09413138.jpeg
b0028235_09415633.jpeg
190522

なんとなく体調が悪く意気があがらない。2ヶ月に1回慈恵医大に薬の処方箋をもらいに行く日。本日から担当が若い女性のドクターに変わった。慈恵医大との付き合いは、もう7年になるらしい。

早く目が覚めて眠れないので、午前5時台に起きて山手線に乗り、一周ちょっとして「O・ヘンリ短編集」の中の3編を読む。有名な「最後の一葉」は何度読んでも心に沁みる。大久保靖雄の訳も良く、短編の名手O・ヘンリの中でも最高傑作ではないか。

ベッドに横たわる人は男性だと記憶していたら若い女性だった。昔、何度も読み返した名作なのに。記憶はアテにならない。

明日の講義で受講生に読むよう勧めよう。

もう一枚の写真は港区役所と増上寺の間にある空間。緑が匂うようで、都内でも最も好きな場所の一つ。


by katorishu | 2019-05-22 09:43 | 文化一般
第72回 カンヌ国際映画祭、今年はパムンドール賞につながるコンペティション部門に21作が候補作となったが、日本映画はゼロ。淋しい限り。独断と偏見になるかもしれないが、日本映画が海外であまり評価されない原因は、一に脚本(シナリオ)の弱さがあげられる。ハリウッドなど脚本作成に注ぐエネルギーと金銭が、日本とは桁違い。資金がなければ、せめて脚本をリスペクトする精神がもっと豊かにならないと。シナリオは音楽でいえば楽譜。今村昌平監督はシナリオ制作に撮影・編集にかけるのと同じくらいの時間と情熱を注いだ。脚本作成の苦労話を数度のインタビューで語っていただいた。イマヘイは脚本家と何ヶ月も宿にこもり、意見交換しながら脚本を作成した。実質的に今村脚本といっていいものでも、脚本家の意欲と仕事へのリスペクトを表する意味もあって、「共同脚本」などという姑息な措置をとらなかった。(もっとも晩年にイマヘイについては、そのようではなかったという話を聞く)小津監督、黒澤監督も「脚本重視」の姿勢を貫いたからこそ、佳作、名作ができた。脚本を重視し、より良い脚本にするために、時間とお金を今の数倍かけない限り、日本が世界のトップレベルの映画を相次いで世に送り出すことはない、と言わせていただく。ちろん少数の作は既にトップレベルに達しているが。
by katorishu | 2019-05-15 23:54 | 映画演劇
19-05-14
自宅に本や資料があふれかえって、まるで古本屋の中に住んでいるようだ。昔、子供が「ウチは図書館に住んでるみたい」と言っていたが。
写真は玄関前。八王子の「実家」の倉庫に置いてある全集類を入れると万を越す。せめて5000冊程度に抑えようと整理(処分)にかかったが、10日たっても片付かない。引越し屋泣かせの何度かの引越しで生き残った本や資料なので、愛着があるのですね。
本は実に内容多彩で面白いのに。本をもっと読むようにと言うと変人扱いされかねない。こういう傾向は、はっきりゆって嫌いです。
b0028235_19094481.jpeg

by katorishu | 2019-05-14 19:06 | 文化一般

良く書く人は良く読む人

b0028235_19163548.jpeg
19-05-10
昨日は、種々の仕事の打ち合わせのあと、東京作家大学の今年度最初の講義。3年のゼミ。受講生は10人と程よい人数だ。全8回の講義で30枚前後の「読まれる(短編)小説を書く」というもの。自作の短編等をテキストに使う。8人は前年に引き続き受講。皆さん格段に腕が上がっている。どこかの新人賞等で受賞して欲しいものだ。
良く書く人は良く読む人であることなど、結構熱く語った。

それにしても本を読む人が少ない。言葉からイメージを喚起する力が落ちているのか。イメージを喚起出来ないと面白さがつたわらないのですね。昔のトップリーダー、例えば大平首相など大変な読書家で博学だったのですが。
下は上を見習う。上が読解力に欠けると下はそれを見習い、本を読まない。読まない事を自慢気に話す「著名人」もいるのですね。公式の席で、読み方を間違えて平気な顔のリーダーもいるし。b

by katorishu | 2019-05-10 19:21 | 文化一般
b0028235_13450105.jpeg
2019.05.03
全編を街のカフェに長居する男と相談者とのやりとりだけで構成する意欲作。台詞勝負であり、デンマーク映画「ギルティ」に迫る感動作かと期待して有楽町まで見に行った。
仕掛けは面白いが、焦点がぼやけて胸に刺さってくるものが希薄。いろいろとヒントを得たが。

by katorishu | 2019-05-03 13:40 | 映画演劇
b0028235_13450105.jpeg
2019.05.03
全編を街のカフェに長居する男と相談者とのやりとりだけで構成する意欲作。台詞勝負であり、デンマーク映画「ギルティ」に迫る感動作かと期待して有楽町まで見に行った。
仕掛けは面白いが、焦点がぼやけて胸に刺さってくるものが希薄。いろいろとヒントを得たが。

by katorishu | 2019-05-03 13:40 | 映画演劇


【渋沢栄一の「奇蹟」を追体験して「渋沢脳」になる】を朝日新聞のWEBマガジン「論座」に本日アップ。

図らずも令和の初日となった。

「まず多くの人を豊かにすることによって自分も豊かになる」が渋沢栄一の信条です。市場経済原理主義が勢いを増し貧富の格差が広がるなか、渋沢栄一の目指したモラル重視の経済が今ほど大事な時はありません。

「論座」は会員制ですが、無料でもかなりの程度読めます。「論座」で検索していただくと、嬉しいですね。


by katorishu | 2019-05-01 10:28 | 文化一般